車検のポイント
車検証
別名、「自動車検査証」です。ほとんどの方が助手席の前のダッシュボードに保管しています。
納税証明書
最新年度の4~8月の領収印のあるもの。「継続検査用」と記載されたもの。
(※軽自動車は車両番号が記載されているもの)
自賠責保険証
車検の時に同時に更新するので、ほとんどの方が車検証入れに保管しています。
認印
お車の使用者の認印。
法定費用
車検総費用は法定費用と点検代行費用に分別されます。
(車検料金メニューのページで詳細確認できます。こちらから)
法定費用はお車を引取る時に必要です。
車検を受けられる時期
車のフロントガラス中央に貼られている四角い車検シールをご覧ください。そちらに記載されている数字は「車検満了年月」ですので、もし車検満了日が9/1であった場合は、シールの数字が「9」になっています。この場合、8月中に車検を受けないと車検切れになってしまうので注意が必要です。
そして、車検は車検満了日の1か月前から受けることができます。
車検で不合格になりやすいポイントの解説
わたしたち整備士は、車検に確実にクリアするための項目を熟知していることはもちろん、お客様の安全なカーライフをサポートするために日夜努力し続けております。その中で、車検で不合格になりやすいポイントをいくつか解説いたします。
ヘッドライトの光量不足
ヘッドライトが劣化している場合にはライトの交換で対処が可能ですが、電気系統やライトに支障がないのに光量不足となる場合は、ヘッドライトカバーの黄ばみが考えられます。
紫外線による経年劣化で、透明だったヘッドライトカバーが黄色く濁ってしまった場合に、ウィルオートサービスではシュシュットブラ®をオススメしています。
タイヤの摩耗
車検にはサイドスリップ検査という項目があります。この検査は、車がまっすぐに進めるかどうかの検査で、タイヤの内側や外側が極端にすり減っている場合などに不合格となりやすいポイントとなります。
タイヤの溝がなくなっていたり、ヒビが入っていたりすると走行上大変危険です。特に、高速道路でスリップしたりいきなりタイヤがバーストしてしまうなど、危険極まりない事態を招きかねません。
ウィルオートサービスでは車検合格のラインはもちろん、タイヤの状態によって交換をお勧めする場合もございます。
ブレーキ検査
ブレーキキャリパーやパッドの錆によるブレーキの片利きや、ブレーキドラムの液漏れなど、ブレーキがきちんと効くかどうかを検査します。車検合格はもちろんですが、車を運転するうえで最も安全性を高めておきたい箇所であります。
「性能通りにきちんと止まる」ということは、安全なカーライフに必要不可欠な重要項目です。
ブーツ関連の破損・交換
案外、破損しやすいのがステアリンググラッグブーツやドライブシャフトブーツといったゴム製のパーツです。これらが破損していると車検が通らないことはもちろんですが、オイルをまき散らして車体周りを汚してしまうので車検のたびにチェックすることが必須です。
マフラーの破損・交換
社外品を取り付けている場合は音量測定をされる場合があるので注意が必要です。
また、ノーマルパーツであっても排気ガスのチェック時にマフラーの異常があった場合は不合格となります。
マフラーはさびやすいパーツでもあるため、クラックや小さな穴が開きやすいのです。
付け根の部分やサイレンサー部分が時に穴が開きやすく、特に豪雪地帯の走行が多い車は道路上にまかれた凍結防止用の塩化カルシウムによってマフラー類が錆びやすい傾向にあります。