2020年11月4日カテゴリー : WILLスタッフブログタグ :
11月に入りぐっと冷え込んできたので、ついに勤務時間中足元ヒーターをオンにしたブログ担当です!
先日出かけた先で、久しぶりに霊柩車を見かけました!昔は「霊柩車を見たら親指を隠せ」といわれていましたが、最近きらびやかなお宮がついたいわゆる「霊柩車」を見かける回数が減ったと思いませんか?
気になったので調べてみると、きらびやかなお宮がついた霊柩車は宮型霊柩車と呼ばれ、かつての日本ではご遺体を納めた棺を輿(こし)で運んでいましたが、それを自動車で再現したのが宮型霊柩車だそうです。
宮型霊柩車以外にも、洋型霊柩車、バス型霊柩車、バン型霊柩車があり、見た目は一般の車とあまり変わらないため、霊柩車だと気がついてない場合が多いです。
最近では葬儀を自宅以外のセレモニーホールや斎場で行うことが多くなってきています。そのような施設は火葬場が隣接していることが多く、霊柩車でご遺体を運ぶこと自体が必要でないことが多いです。また、そのような専用施設では近隣住民に配慮して、かなり目立つ宮型霊柩車の乗り入れを禁止している施設も増えているそうです。
さらに、国土交通省は自動車の安全基準を厳格化する方針であり、突起物の多い宮型霊柩車はその形が今後制限される可能性もあります。装飾で車両自体も高額ですし、葬儀規模の縮小でレンタル費の高額な宮型は敬遠され、メンテナンス等の維持費も高額、宮型自体を作る職人も減り、車検での基準をクリアできないかもしれない、また宗教の多様化で仏式でない葬儀も増え、と宮型が減る理由がたくさんありました💦
ブログ担当は以前病院に勤務していた時があり、その時にみていたのは搬送用のバン型がほとんどでした。病院から搬送するときは棺に納められていないので、ストレッチャーが運べるバン型がほとんどだったんだな、と今になって思います。
霊柩車が事業用緑プレートで特殊車両8ナンバーだということも調べて初めて知りました…入社してなかったら一生知らなかったと思います(笑)
日本で減少している宮型霊柩車、実は海外でその見た目が人気らしく、役目を終えた車が輸出されるケースもあるそうです!捨てる神あれば拾う神あり!ですね!
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